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米国では女戦士、韓国ではスパイ…「世界は思ったより狭い」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.07.01 14:40
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スヒョンは「幼少期、米国に6年間住んで身につけた英語が米国での活動に役立った」と語った。(写真=ネットフリックス)
昨年『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』の韓国人医師役を演じハリウッドに進出して注目された女優スヒョン(クラウディア・キム、31)。梨花(イファ)女子大学在学中にスーパーモデルとしてデビューし、女優として活動しながらオーディションで電撃抜てきされ「マーブルのシンデレラ」とも呼ばれた彼女だ。配役は小さかったが高身長と西欧的な容貌、ハリウッド・ブロックバスターを映画のデビュー作品として選んだ「度胸」が話題だった。

スヒョンの2本目のグローバル進出作品は世界最大のインターネット・ストリーミング企業ネットフリックスの自社制作ドラマ『マルコ・ポーロ』だ。13世紀に元の国に来たヴェネツィアの商人マルコ・ポーロの旅を扱ったドラマで、2014年にネットフリックスが日本などのアジア進出を宣言して出したアジア向けオーダーメード型コンテンツだ。ここでスヒョンはモンゴル王族で女戦士のクトゥルンを演じる。1回あたり100億ウォン(約9億円)、総製作費1000億ウォン(シーズン1)のこのドラマには、アジア系俳優がモンゴルの歴史の中の人物として登場して英語で演じる。

 
シーズン1に続き7月1日のシーズン2公開を控えて6月30日ソウル汝矣島(ヨイド)のコンラッドホテルでスヒョンに会った。彼女は「オペラ『トゥーランドット』のモチーフになったクトゥルンを演じることになりとてもうれしかった」と口を開いた。歴史の文献に出てきたクトゥルンは父とともに毎回戦闘に参加し、自身と対決して勝った男と結婚すると宣言する強靭な女性だ。スヒョンは「クトゥルンは当時、自分の人生を切り開いた女性」としながら「シーズン2で彼女は一層強くなった姿で周囲の男性を導く精神的な支柱として新たに出る」とつけ加えた。乗馬はもちろん男性との激しい体の小競り合い、拳闘対決が日常であるクトゥルンを演じるためにスヒョンはブラジリアン柔術・アーチェリー・剣術など各種の武術を磨いた。

『マルコ・ポーロ』でアクション演技の合格点を受けたスヒョンは現在韓国ドラマ『モンスター』(MBC)に国家情報院の秘密要員ユ・ソンエ役も演じている。『マルコ・ポーロ』の撮影地がスロバキアやマレーシアなどのため文字通り韓国と世界各国を縫うように回って撮影している。

彼女は「ハリウッドの大作と韓国作品の最も大きな差は、制作環境の規模」と話した。「『マルコ・ポーロ』を例に挙げれば画面の中に収まっているすべてが本物。本当に馬や剣を使うのはもちろんモンゴルの祭りの場面では実際にモンゴルの歌を歌う歌手を連れてくるほど。それで演技にも没頭しやすい。撮影スケジュールは韓国と同じようにギリギリ」

韓国や米国などを行き来する日程のために「今は時差も感じられないほど」だという。米国での活動に専念できるが、韓国の作品にも着実に出演しようと努力中だ。米国で活動する時は典型的な東洋人の役はできるだけ避けて、オーディションを受ける時は白人女優が引き受けるほどの役に挑戦するという。東洋人への偏見を打破するために少しでも力になりたいからだ。

「米国ではよく私のことを韓国系米国人の女優と思っているが、私が韓国人だということを知らせたい。女優としてハリウッド進出の夢があるならば、難しく考えずに飛び込んでみろと言いたい。世界は思ったよりも狭いのだから」

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