<南北首脳会談>文大統領、銀のベンツで移動…青瓦台参謀も知らなかった「秘密作戦」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.05.28 08:39
5・26南北首脳会談は1編の秘密作戦だった。会談推進から実務準備、会談場への移動まですべて極秘に進められた。27日午前に文在寅(ムン・ジェイン)大統領の記者会見場に同席した青瓦台(チョンワデ、大統領府)参謀まで「私も内容を知らないので聞いてみようと来た」と話すほどだった。
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が会談を電撃提案したのは25日午後だ。徐薫(ソ・フン)国家情報院長と金英哲(キム・ヨンチョル)朝鮮労働党副委員長の連絡チャンネルを通じ金委員長の会談提案の意向が伝えられた。そして同日午後3時に青瓦台では鄭義溶(チョン・ウィヨン)安保室長の主宰で国家安全保障会議(NSC)常任委員会が開かれた。会議が終わった後、尹永燦(ユン・ヨンチャン)国民疎通首席秘書官は「米朝首脳間の直接疎通が必要だという点を確認した」と明らかにした。南北首脳会談関連の言及は一言もなかった。