モノのインターネット時代に「宝物」作り…孫正義氏、1000億ドル投じる(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.10.18 11:10
ソフトバンクグループの孫正義会長(60)が14日にサウジアラビアの政府系ファンドとともに最大1000億ドル(約10兆円)規模の投資ファンドを作る計画を明らかにし彼の勝負に関心が集まっている。60歳で引退する計画の取り消しと英半導体設計会社ARM買収に続く動きだ。日本のブロードバンドインターネット市場開拓、日米の移動通信会社買収、ヤフーやアリババへの初期投資などグローバルIT産業界に大きな影響力を行使してきた孫会長だ。彼の「1000億ドル連合軍」が訪ねて行く市場はどこだろうか。韓国は彼らに魅力的な市場になれるだろうか。
ファンドの名前は「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」。文字通り孫会長のビジョンを実現できる技術に投資する。ソフトバンクが250億ドルを、サウジ系ファンドが450億ドルなどを出資し5年間投資するプライベート・エクイティ・ファンド(PEF)だ。「脱石油」のために経済構造を改革中のサウジは孫会長の経験とビジョンにファンドの全権を任せた。