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トランプ氏、全党大会「コンベンション効果」…世論調査4つのうち3つで先行

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.07.27 15:02
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米共和党のドナルド・トランプ氏が全党大会を終えた後に支持率が上昇する「コンベンション効果」を得ていたことが分かった。当初トランプ氏の賛否支持者の衝突とトランプ氏に反対する代議員の反乱などで混乱を経るだろうとされたトランプ氏の戴冠式が予想とは違い支持率上昇につながり、民主党とヒラリー・クリントン陣営は緊張している。

共和党の全党大会期間(7月18~21日)とその後に調査が始まり24日に終わった4機関の世論調査のうち3機関の調査でトランプ氏がクリントン氏を上回った。CNNが世論調査機関ORCと共同実施した調査で、トランプ氏は48%を得て45%のクリントン氏を抜いた。同機関の全党大会直前の調査ではクリントン氏(49%)がトランプ氏(42%)を7ポイント上回っていたが、全党大会後にトランプ氏の支持率が垂直上昇して逆転した。CNNによれば今回の結果は自社調査としては2015年9月以降トランプ氏がクリントン氏との正面対決で最も高い支持率を得たことになる。

 
CBSニュースの世論調査(22~24日)でもトランプ氏は44%を得てクリントン氏の43%に1ポイント差だが上回ったことが分かった。LAタイムズとUSC世論調査(18~24日)でもトランプ氏は45%で、クリントン氏(41%)を上回った。この機関の全党大会の直前調査ではクリントン氏とトランプ氏が同率(42%)だった。24日以前に実施されたクレビスの調査(21~22日)でもトランプ氏(51%)はクリントン氏(49%)を上回った。25日(現地時間)現在までエコノミスト・YouGov(23~24日)の調査だけでクリントン氏(47%)がトランプ氏(42%)を上回った結果が出た。

トランプ氏のコンベンション効果が、瞬間的な上昇なのか支持層の拡張なのかどうかの可否は、民主党全党大会が終わった後に確認される見通しだ。民主党の全党大会に出席中のバージニア州マーク・キム下院議員は「全党大会を経れば支持率はある程度上がる」としながら「本当のコンベンション効果は両党の全党大会が全て終わった後に出てくることになる」と明らかにした。

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