SKハイニックス、営業利益率30%で過去最高実績
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.10.23 14:22
SKハイニックスが世界的なメモリー半導体市場好況を受け、今年7-9月期に過去最高の実績を出した。特に営業利益は3期連続で1兆ウォン(約1000億円)を超え、営業利益率と純利益率がそれぞれ30%、25%に達した。このためメモリー半導体分野はSKグループ内で新たな主力となる見込みだ。
SKハイニックスは23日、今年7-9月期の実績(連結財務諸表基準)を売上高4兆3121億ウォン、営業利益1兆3012億ウォンと公示した。営業利益は前年同期(2013年7-9月期)比11.7%増、前期比20%増。市場予想値(約1兆2700億ウォン)を上回る「アーニングサプライズ」レベルの結果だ。売上高も前年同期比5.6%増、前期比9.9%増となった。
製品別にはDRAMの出荷量が7%増え、平均販売価格(ASP)は前期とほぼ同じだった。NAND型フラッシュメモリーの場合は出荷量が26%増え、価格下落は約2%にとどまった。DRAM分野で20ナノ級微細工程比率が増えてコスト競争力を確保し、NAND型フラッシュメモリー分野でも収益性がよくなったというのが会社側の説明だ。