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韓国K-2戦車の心臓部、1次量産100台にドイツ製を採用

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.04.03 08:56
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韓国政府が輸出を推進してきたK-2戦車の心臓部のパワーパック(エンジン+変速機)をドイツ製の輸入品で代替することにした。国防部は2日、第57回防衛事業推進委員会を開きK-2戦車1次量産100台に対し輸入パワーパックを採用することにし、K-2戦車の戦力化時期を当初より3カ月遅い2014年3月に決めた。

政府が検討中のパワーパックは独MTUの製品とされる。これまでパワーパックのエンジンは斗山(トゥサン)インフラコアが、変速機はS&T重工業がそれぞれ引き受けてきた。防衛事業庁当局者は、「これまで1000億ウォンを超える費用をかけて国産パワーパック開発を進めてきたが、性能と品質安定性で問題が発見された。戦力化が急がれるため初めての量産100台には海外製パワーパックを採用し、国産パワーパック開発が完了すれば2次分100台に国産パワーパックを採用する計画だ」と話した。パワーパックの国産化は断念しないという話だ。防衛事業庁当局者は、「耐久度試験評価などを総合判断すると、計画期間中の改善と補完は厳しく、(さらに遅らせる場合)協力企業などの倒産が懸念されるという点を考慮した。パワーパックはK-2戦車だけでなく類似装備系列化と民需波及効果、輸出の可能性などを念頭に置いて国産化を持続的に推進する」と説明した。

 
防衛事業庁は昨年3月にパワーパック機種を選定する計画だったが国産化の重要性を考慮し1年ほど開発補完期間を置いた。防衛事業庁が外国製パワーパックを搭載することになりK-2戦車の海外輸出への赤信号は大きくなった。パワーパックと同じ核心部品を使った戦車を輸出するには部品メーカーとの追加協議が必要だ。

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    K-2戦車。
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