芸人専門の芸能事務所、代表の横領と逃亡で廃業へ=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.01.25 09:22
昨年12月に共同代表だったキム・ウジョン氏による横領事件が起きたコメディアン専門の芸能事務所ココエンターテインメントが結局廃業手続きを進めることになった。ココエンターテインメントの共同代表だったコメディアンのキム・ジュンホ氏(40)が演技者の未払い分の出演料を自費で支払ったことがわかった。
ココエンターテインメントは24日に報道資料を通じ、「再建のために努力したが代表理事のキム・ウジョン氏の海外逃走後にココエンターテインメントの追加偶発債務が表面化し、総偶発債務金額は2015年1月現在で数十億ウォンに達している。代表理事職を代行している登記理事はココエンターテインメントの再建はこれ以上不可能と判断し廃業を決めることになった」と明らかにした。続けて、「キム・ジュンホ代表は後輩コメディアンの経済的困難を減らすため演技者の未払い出演料問題を解決することを決めた。これを受け一部コメディアンの出演料はキム・ジュンホ代表の自費で支払いを完了した状態だ。また、ココエンターテインメントは従業員の未払い賃金と退職金問題が早期に解決されるよう最大限努力するだろう」と付け加えた。