韓経:【社説】善良な成長、善良な課税…「善良な政府」コンプレックス?=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.07.27 13:34
最近、政府・与党では「チャッカダ(善良)」という言葉が多い。文在寅(ムン・ジェイン)政権は経済政策のブランドから「善良な成長」としている。成長目標にこだわらず、人中心の成長、所得主導の成長などをまとめた概念として「善良な成長」を掲げたのだ。張夏成(チャン・ハソン)青瓦台(チョンワデ、大統領府)政策室長、金顕哲(キム・ヒョンチョル)経済補佐官らが主導するという。
最近論議を呼んでいる「富裕層増税」について、金太年(キム・テニョン)共に民主党政策委員会議長は「富裕層減税を正常化する善良な課税」と名付けた。「名誉課税」「サラン(愛)課税」「尊敬課税」に続いてもう一つ表現が追加されたのだ。これに先立ち国会で補正予算案の議論が難航した時も、青瓦台と与党の関係者は「善良な補正予算」と主張した。大統領と企業の対話に中堅企業では唯一招待されたオットゥギ(食品会社)も「善良な企業」の代名詞のように見なしている。