李大統領「韓米FTA、農業を立て直す機会にしたい」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.10.19 08:55
李明博(イ・ミョンバク)大統領は18日に青瓦台(チョンワデ、大統領府)で開かれた報道機関編集・報道局長懇談会で、「盧武鉉(ノ・ムヒョン)前大統領は在任時に韓米自由貿易協定(FTA)交渉を主導した方で、歴史に明確に記録されなければならない」と強調した。李大統領は、「韓米FTAは前政権の盧大統領の時に合意したが、その当時の環境や政権の性格から見て私は盧大統領を高く評価する。韓米FTAがハンナラ党政権で締めくくることになるなら、これは先の政権が大きく寄与したこと」と話した。李大統領は韓米FTA批准案が国会で早く通過しなければならないと強調した後、国内産業支援対策を次の通り明らかにした。
「利害当事者の農業を十分に支援しよう考えている。農業を立て直す機会にしようと思う。畜産業でも漁業でも農業でも立て直すことができる機会で、農業関係者がそのようにできると考える。競争力がなかった韓国企業も競争力を持てるようになったのだから農業も競争力を持つことができる。日本や特に中国に高所得者が多いので高付加価値農業商品は足りなくなるほど多く売れるだろう。そうしたところに支援する。野党より先に支援するだろう。補償よりは自立できるように農業の基盤固めに支援する」。