【社説】財界との率直な疎通、青瓦台にかかった
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.07.27 13:10
文在寅(ムン・ジェイン)大統領と財界の会合がきょうから2日間開かれる。「雇用創出共生・協力企業人との対話という行事名称からわかるように新政権の国政哲学である雇用中心経済と大企業・中小企業同伴成長案が主に議論されるものとみられる。
虚心坦壊で突っ込んだ対話をするためビールを飲みながらの会合で始めるなど青瓦台(チョンワデ、大統領府)もそれなりに神経を使った。懇談会は発表資料や式次第はなく自由に対話する方式という。以前の青瓦台行事のように脚本がないため参加する企業関係者としてはやりにくい部分もある。大企業の対官業務や社会貢献担当者は青瓦台で自分の会社の代表がどのようなプレゼントを出すべきか鉢巻きをしている。
すでに国政運営5カ年計画が発表されただけに韓国政府が進もうとしている方向は明確に出ている。オトゥギの模範事例を前面に出して非正規職問題や同伴成長に対する財界の協力を要請するものとみられる。大企業が1~2週間前から同伴成長案を先を争って発表するのもこうした雰囲気のためだろう。