価格の無駄省いたスマホがヒット…急成長する小米(2)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2014.07.15 13:24
独自のOSを持つことで小米は一石三鳥の効果を得ることになった。まず、グーグルのアンドロイドマーケットではなく独自のアプリストアを持てるようになった。サムスン電子も独自のアプリプラットフォーム構築のため努力してきたがいまだに大きく成功できていない。小米はその難題を一気に乗り越えたわけだ。2番目に技術先導会社としての地位を構築することになった。当初部品供給に難色を示していたクアルコムなどグローバル企業も、開放性が大きく熱烈なファンを確保しやすいMIUIの長所を高く評価し小米と手を組んだ。3番目に随時アップデートが可能になった。小米のスマートフォンはこのところ毎週1回以上のアップデートを行っている。おかげで使用者は自身のスマートフォンがまるで「たまごっち」のように成長する楽しさを感じられる。
実際に最初のスマートフォンである「Mi1」が出ると反応は爆発的だった。高仕様超低価格戦略が受け入れられた。小米のスマートフォンは発売当初から1999元という価格を守っている。日本円で約3万2693円。同様の仕様の「iPhone」や「ギャラクシー」の半分にもならない。小米がアップル、アマゾン、デルなどグローバル企業の成功事例を徹底的にベンチマーキングしたおかげだ。