【社説】中国は安保理の対北朝鮮制裁決議を遵守するべき

【社説】中国は安保理の対北朝鮮制裁決議を遵守するべき

2012年07月02日15時04分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  国連安全保障理事会の北朝鮮制裁決議を違反する違法取引に中国が大きく介入しているという内容の、安保理北朝鮮制裁委員会専門家パネルの報告書が先週発表された。 安保理が正式に採択した報告書は、北朝鮮との武器およびぜいたく品取引を全面禁止した安保理決議を違反した疑惑事例38件のうち21件に中国が関与し、特に中国・大連港が主に利用されていることを明らかにしている。 北朝鮮が違法貨物を中国大連港に運送した後、他の船に移し変える方法で違法輸出入をしてきたということだ。 これを受け、安保理常任理事国の中国が北朝鮮に対する制裁の履行を徹底的に行っていないことが明らかになった。

  北朝鮮に対する安保理の制裁決議は、06年10月9日に北朝鮮が核実験を実施した直後に採択した1718号と、09年の2度目の核実験後に採択した1874号が核心だ。 両決議ともにすべての国連加盟国と北朝鮮の武器およびぜいたく品取引を禁止し、北朝鮮の関連活動に対する金融便宜提供と北朝鮮人の海外旅行も禁止している。

  中国がこうした制裁決議を違反しているという疑惑は絶えず提起されてきた。 最近では4月15日に北朝鮮が閲兵式で公開した新型弾道ミサイル運搬車両が中国製という疑惑が提起されたりもした。 パネル報告書はこうした疑惑がすべて事実である可能性が高いことを確認したのだ。 中国のこうした態度は、北朝鮮の核開発を防ごうとする国際社会の努力を事実上無力化する最も大きな原因となっている。 安保理常任理事国として責任を欠いている。

  中国政府が北朝鮮の制裁違反行為を積極的にほう助したという明白な証拠はまだない。 しかし北朝鮮と伝統的な盟邦の立場で北朝鮮の違法行為に目をつぶる雰囲気が、中国商工人のほか、政府官僚の間にも広まっていることは誰もが知っている。 中国政府はこうした雰囲気をすぐに改める必要がある。 制裁決議の採択に加わりながらも守らないのは、中国に対する国際社会の信頼を落とす行為だ。 ‘崛起’する中国に対し、多くの国の国民が不安を感じている理由でもある。
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