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「北の挑発に韓国の忍耐心が限界…低いレベルの軍事衝突も」…元米国家情報長官

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.12.14 08:53
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デニス・ブレア元米国家情報長官が12日(現地時間)、南北(韓国・北朝鮮)間の低いレベルの軍事的衝突の可能性を提起した。北朝鮮の度重なる挑発で韓国の忍耐心が限界に達したという判断からだ。

ブレア氏はこの日、CNN放送に出演し、「韓半島で戦争が始まるとは思わないが、低いレベルの軍事的衝突は起こる可能性があるとみている」と述べた。ブレア氏は北朝鮮の延坪島(ヨンピョンド)攻撃で2人の民間人が犠牲になった点に言及した後、「韓国が北朝鮮に対する忍耐心を失っている」と指摘し、「これは北朝鮮の追加挑発時、韓国が軍事的措置を取ることを意味する」と主張した。

 
ブレア氏は「韓国は北朝鮮の挑発がある場合、これ以上協議に入る(過去の)パターンを受け入れないだろう」と展望した。特に「北朝鮮に対してもう少し強硬な態度が韓国で幅広い支持を受けており、そのように対応できない韓国政府は生き残れないだろう」と韓国内の雰囲気を伝えた。ブレア氏は最近、韓国を訪問していた。

一方、ブレア氏は北朝鮮が韓国に対して全面的な軍事的挑発はできないと予想した。また「北朝鮮もこうした大規模な攻撃が北朝鮮政権の終末をもたらすという点を認識している」と説明した。

ブレア氏は「北朝鮮に対する中国の影響力は一般的に考えられているよりも制限されている」と述べながらも、中国の役割を注文した。

ブレア氏は「中国は北朝鮮政権の潜在的崩壊後に統一された韓半島の未来について、韓国・米国とともに議論する必要がある」と主張した。続いて「統一された韓半島の姿は疑問の余地なくソウル(韓国)の影響力下になければならない」と述べた。

現在の中国の姿については「北朝鮮体制の不安定を恐れているため、いかなることも起きないことを望んでいる」とし「中国は分断された韓半島を好む政策を依然として持ち続けており、北朝鮮の挑発の代わりに韓米訓練を非難している」と批判した。


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