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韓国三菱重工業の黒木社長「韓国部品は日独に劣らない」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.10.20 09:08
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年間3900億ウォン相当を購入

 
韓国人はメモを取らないのが短所


「韓国の中小企業が作る部品を年間で3900億ウォン(約300億円)相当を買っている」

韓国三菱重工業の黒木慎司社長はこのほど記者と会い、「いまや韓国の部品の水準は世界最高というドイツと日本に決して劣らない」としてこう述べた。韓国三菱重工業は国内220の中小企業と協力関係を維持しながら日本本社とともに国内で熱交換機、モーター、発電機など主に機械製品を購入している。2004年の設立当時140億円だった購買額は毎年順調に増えており、2007年度には377億円、2008年度には285億円相当を購買した。今年度は昨年度と同水準になると予想される。

黒木社長は、「韓国メーカーの対日輸出に寄与しているもの。最近の購買額は2007年より減っているが、これは世界的な景気低迷のため」と説明した。また、「韓国で単純に部品を調達するのにとどまらず、潜在力のある中小企業については技術・生産指導を通じた品質向上も支援している」と述べた。黒木社長は韓国製品が相当に優秀だという。三菱の基準に合わなければ購入しないため、購買額の増加自体が韓国製品の品質向上の証拠ということだ。黒木社長は「中国は価格は安いが品質が劣り、日本は韓国と品質の差は大きくないが価格が高い」と話す。

一方、韓国企業の「スピード経営」は長所だと指摘し、「日本はリスクゼロでなければやろうとしないが、韓国はリスクを甘受してやる感じ。だから韓国が世界的経済危機を最も早く克服するようだ」と述べた。

ただ、「メモを取らず急ぐのはいいが、急いでやろうとして重要なポイントを漏らす時がある。例えば取引などに必要な書類について言えば、後で重要になる書類が抜けていたりする」と話した。


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