米国のドナルド・トランプ大統領は２７日（現地時間）、「北朝鮮が光輝く潜在力を持っていて、いつかは経済的で財政的に偉大な国になることを、私は偽りなく信じている」と応援を送った。

トランプ大統領はこの日、自身のツイッターを通じて「金正恩（キム・ジョンウン）もこの点で私と同じ意見だ。それは起こる！」と明らかにした。

また、ドナルド大統領は、板門店（パンムンジョム）で開かれたと伝えられた米朝実務会談について「我々米国チームが金正恩と私の首脳会談の準備をするために北朝鮮に到着した」と伝えた。

これに先立ち、米朝首脳会談に向けた実務接触のために米国官僚チームが２７日に訪朝したことが確認されたと、この日ワシントン・ポスト（ＷＰ）が報じた。ＷＰは実務接触を確認した関係者の言葉を引用して「元北核交渉担当者であり、駐韓米国大使だったソン・キム駐フィリピン米国大使が崔善姫（チェ・ソンヒ）外務次官に会うために北朝鮮に向かった」と伝えた。

ＷＰは「米国準備チームは２７日、北朝鮮統一閣に移動した」とも伝えた。これに関連し、韓国内の北朝鮮消息筋は「米国と北朝鮮の実務会談が板門店北側地域である統一閣で２７日から始まった」とし「米朝実務接触は数日間続き、このために板門店の安保見学プログラムがしばらく中断された」と述べた。米朝の統一閣実務接触は、米朝首脳会談の成功に向けて韓国の文在寅（ムン・ジェイン）大統領と北朝鮮の金正恩国務委員長が２６日に板門店統一閣で南北首脳会談を開催した翌日のことだ。