ファンド運用するロボアドバイザー、アルファ碁ではなかった=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.08.28 09:37
韓国でグーグルのディープマインドが開発したアルファ碁とイ・セドル九段の囲碁対決で人工知能(AI)ブームが真っ盛りだった昨年3月。金融委員会はロボアドバイザーサービスを認める「金融商品諮問業活性化案」を発表する。その後「ロボ」や「AI」を名前に付けたロボアドバイザーファンドが競争的に発売された。現在9社の資産運用会社が30件のロボアドバイザーファンドを運用中だ。成績表はどうだろうか。
KGゼロインとKB資産運用によると、運用期間3カ月以上の韓国の15件のロボアドバイザーファンドの平均収益率はこの3カ月間で1.61%にとどまった。同じ期間のKOSPI上昇率2.77%に満たなかった。15件のうちサムスンピクテロボティックス証券子投資信託UH(3.28%)、キウムクオーターバックグローバルロボアドバイザー証券投資信託(3.02%)、未来アセットAIスマートベータ証券子投資信託(2.99%)の3件だけがKOSPIを小幅に上回る実績を出した。24日の公募ファンドを基準とした数値だ。期間を増やせば結果はさらに悪い。運用期間6カ月以上の12件のロボアドバイザーファンドの6カ月間の収益率は4.41%でKOSPI上昇率13.49%の3分の1水準にとどまった。