バッテリー強国の中国、核心原料のリチウムもかき集める
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.12.20 11:49
世界の電気自動車需要が増えリチウムイオンバッテリーの核心原料である炭酸リチウム価格が上昇傾向を見せている。これに伴い中国は自国で生産されるリチウムの輸出を減らす一方、海外採掘に積極的に乗り出している。中国が原料からバッテリー生産までリチウム市場での影響力を急速に拡大しているものだ。
韓国鉱物資源公社によると、炭酸リチウムの1キログラム当たり価格は19日現在113元(約1913円))だ。1月の平均38.75元から3倍近く上がったのだ。炭酸リチウムはガラスやセラミックなど産業用バッテリー用に最も広く使われる化合物だ。塩湖、あるいは鉱石濃縮液から抽出する。