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バッテリー強国の中国、核心原料のリチウムもかき集める

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.12.20 11:49
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世界の電気自動車需要が増えリチウムイオンバッテリーの核心原料である炭酸リチウム価格が上昇傾向を見せている。これに伴い中国は自国で生産されるリチウムの輸出を減らす一方、海外採掘に積極的に乗り出している。中国が原料からバッテリー生産までリチウム市場での影響力を急速に拡大しているものだ。

韓国鉱物資源公社によると、炭酸リチウムの1キログラム当たり価格は19日現在113元(約1913円))だ。1月の平均38.75元から3倍近く上がったのだ。炭酸リチウムはガラスやセラミックなど産業用バッテリー用に最も広く使われる化合物だ。塩湖、あるいは鉱石濃縮液から抽出する。

 
これは電気自動車用バッテリー需要が急増するなど需要が増えたためだ。昨年基準で世界のリチウム総需要は18万4000トンだったが総供給は17万1000トンにとどまった。リチウム需要は電気自動車の増加などで今後も継続して増える見通しだ。

中国は昨年チリを上回り世界最大のリチウム化合物生産国になった。中国国内もリチウム埋蔵量は相当にあるが、オーストラリアとカナダなど海外鉱山の権益投資にも積極的に乗り出している。リチウム生産はこれまでチリのSQMとアルベマール、アルゼンチンのFMCの南米企業3社が寡占構造を形成してきた。伝統のリチウム強者であるビッグスリーはチリとアルゼンチンの塩湖でリチウムを抽出する。この方式の最大の長所は原価競争力だ。鉱石から抽出する場合の半分ほどのコストでリチウムを得られる。これら企業がこれまでリチウム産業を支配できた秘訣は低い生産コストだった。

だが、中国が影響力を拡大し、中国を中心に地図が急速に変化している。ポスコ経営研究院によると、中国天斉は2014年に世界最大のリチウム鉱山の豪タリソンの株式51%を買収して経営権を確保した。採掘量を2倍に増やし、昨年基準でこの鉱山で5万8000トン規模のリチウム濃縮液を生産した。今年1~3月期の売上額は7億5000万元を記録したが、売り上げの84%が中国内需市場で発生した。

中国のガンフォンリチウムは原料からバッテリー製造まで垂直統合を追求する会社だ。この会社はオーストラリアのリチウム鉱山開発プロジェクトに筆頭株主として参加している。2010年にリチウム生産能力は1万トン規模だったが、持続的なプラント拡張で現在年間3万トンまで増えた。リチウム価格が上がり同社の今年の売り上げは前年比2倍となる25億8800万元を記録した。このほか中国のリチウム生産会社2社はオーストラリアのカトリン鉱山の権益などに投資しリチウム先取りに積極的だ。

鉱石からリチウムを抽出する方式は原価が高い代わりに生産時間が短い長所がある。塩湖からリチウムを抽出する方法は数カ月から1年ほどかかるが、鉱石抽出をすれば1週間以内で可能だ。価格が上がれば中国は南米の競合会社よりはるかに速く対応できる。中国は現在世界のバッテリー製造設備の半分を保有している。ポスコ経営研究院のミン・セジュ首席研究員は「中国の影響力強化でリチウム産業はいま価格戦と速度戦を同時に繰り広げることになった」と分析した。

韓国の場合、ポスコが2月にアルゼンチンのリチウム会社にリチウム加工技術を提供して株式を投資しリチウム抽出事業に進出しようとしたが現在は保留された状態だ。鄭俊陽(チョン・ジュンヤン)前会長に対する検察捜査が始まりポスコの海外投資事業がすべて中断されたためだ。



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