中国ステルス戦闘機「殲20」は胡錦濤主席の執念
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.01.18 12:40
中国初のステルス戦闘機「殲20」のエンジンの胴体を独自の技術で生産するのに寄与した功労で師昌緒博士(91)が国家最高科学技術賞を受賞したと、中国青年報が17日報じた。国家最高科学技術賞は胡錦濤国家主席が授与する最高権威の科学技術賞。軍事部門で浮上している中国が軍の現代化に寄与した元老科学者に最高の礼遇をしたのだ。胡主席は普段からステルス戦闘機確保戦の成敗は人材の確保にかかっていると明らかにしていた。
中国科学院の院士(科学技術分野の最高栄誉称号)である師博士は「殲20」をはじめ、中国が開発したジェット機のエンジンに使用される特殊合金の開発を主導してきた。師博士が開発した合金材料は耐熱機能が優れ、超音速で飛行するジェット機の適合性評価を通過した。