カンヌ映画祭へ行った韓国映画『お嬢さん』 予想以上の破格に驚き
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.05.16 16:25
第69回カンヌ国際映画祭が開催される仏カンヌのリュミエール劇場。14日(現地時間)、コンペティション部門で3回目の受賞を狙うパク・チャヌク監督の『お嬢さん(アガシ)』がワールドプレミアに公開された。145分間終始、劇場は興奮と緊張感に包まれた。観客は起立拍手を送り、監督と俳優は抱き合いながら感激した。
反応は分かれた。公式上映の後、「響きが消えない映画」(トロント映画祭執行委員長キャメロン・ベイリー)、「パルムドールを受けるに値する作品」(ポーランド・グテックフィルムのバイヤー、ヤクプ・ドシンスキー)、「予想以上の破格に驚きを感じた」(ベネチア映画祭エレナ・ポラッキ首席プログラマー)という賛辞が出たが、評点は厳しかった。映画専門紙スクリーンインターナショナルが12のメディアの評点を合わせて計算するスクリーンデイリーの評点は4点満点で2.2点と、平均点だった。後半の残忍な場面では席を外す観客もいた。