あれこれと理由…次々と値上がりする食品物価=韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.01.13 16:17
野菜類は昨年作況がよくて大きく増えた供給量が、今年は平年並みに減り、価格が上がった。ロッテマートによると、タマネギは1キロあたり3650ウォンと、1年前に比べ2倍以上となった。ジャガイモ(900グラム)は38.9%、長ネギ(700グラム)は30.7%、大根(1本)は18%、サバ(500グラム)は14.3%上昇した。ロッテマートの関係者は「加工食品と新鮮食品の価格がともに上がり、年初から消費者が物価に負担を感じるかもしれない状況」とし「14日から1週間は米・卵・ワタリガニ・タラなどを割引販売する」と伝えた。
今年の価格上昇の筆頭は焼酎2大企業のハイト真露(「チャミスル」)とロッテ酒類(「チョウムチョロム」)だ。両社は出荷価格をそれぞれ5.6%と5.5%引き上げた。舞鶴・金福酒・大鮮酒造など主な焼酎会社がその後に続いて出荷価格を5-6%引き上げした。このため一般食堂で従来3000ウォンで販売されていた焼酎1本の価格は現在4000ウォン、5000ウォンに上がった状態だ。