脱原発後押ししながら…「産業資源部長官、原発輸出に最善を約束」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.07.27 13:07
26日に新古里(シンゴリ)5・6号機建設中断についての議論を行った国会産業資源通商中小ベンチャー企業委員会で韓国政府は脱原発政策基調を明らかにすると同時に、原発輸出は積極的に支援するという立場を明らかにした。
「共に民主党」の朴在ホ(パク・ジェホ)議員がこの日白雲揆(ペク・ウンギュ)産業通商資源部長官に「李明博(イ・ミョンバク)政権時代に大統領が直接アラブ首長国連邦(UAE)で現地ロビーまで行った末に原発4基を輸出したが、原発輸出を現政権は反対しているのか」と問うと、白長官は「まったく反対していない」と答えた。続けて自由韓国党の崔然恵(チェ・ヨンヘ)議員が韓国電力の趙煥益(チョ・ファンイク)社長を相手に「韓国電力が英国の原発市場に進出する希望はあるのか」を尋ね、趙社長は「非常に重点を置いて協議が進行している。産業資源部長官が海外原発輸出に対し政府として最大限の役割をしたいとした」と述べた。韓国電力は英国の原発事業に進出するため日本の東芝と株式買収協議を進めている。業界では韓国電力が21兆ウォン規模の英国の原発3基のうち1基を受注する可能性が大きいと予想している。趙社長は「UAEへの原発4基輸出で現地労働者と関連部品メーカーの雇用を合わせ1基当たり6万人ほどの雇用が創出された」ともした。