【コラム】性格の悪いリーダーシップ=韓国
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2015.07.06 13:24
アップル創業者の故スティーブ・ジョブズの伝記を読むと、彼の性格がとても悪かったという内容が出てくる。自身を仰ぎ見て昼夜もなく働く社員への暴言は日常茶飯事であり、人権侵害ではないかと思うほどの侮蔑感をあたえる行動もはばからなかったという。韓国的な情緒では「それほど厳しくしたから、それだけ成功したのだね」というかもしれない。
だがジョブズの奇行は社員の心をぐっとつかむだけでは終わらなかった。自動車のナンバープレートをはずしたまま運転するかと思えば、わざわざ障害者駐車区域に駐車したことも多かった。自身はそんな「特権」を持つだけの価値があると思っていたのか分からない。