韓日高官級が会談、関係回復へ向かうのか
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2012.09.03 14:56
ソウルと東京で韓日外交関係者が先月31日、相次いで会談した。 この日、日本外務省の佐々江賢一郎事務次官と申ガク秀(シン・ガクス)駐日韓国大使は東京で、安豪栄(アン・ホヨン)外交通商部第1次官と武藤正敏駐韓日本大使はソウルでそれぞれ会った。 双方は独島(ドクト、日本名・竹島)および日本軍慰安婦問題を含む韓日関係全般について包括的意見を交換した。 今回の接触は日本が先に要請したと伝えられた。
これに先立ち米国務省当局者は先月30日(現地時間)、「韓日間の一連の緊張事態は米国の懸念を招いた」と述べ、両国の自制を要求した。 しかし韓国政府の関係者は「この日の会談で日本が攻勢基調から抜け出したとみることはできない」とし「日本が11月の衆院解散に続き、総選挙政局に入る場合、過去の問題に対してよりいっそう挑発的になる可能性があるため」と述べた。