東京大学が日本の大学では初めてもっとも高い投資等級であるトリプルA(AAA)を受けたという。これは日本の代表企業であるキャノン、ソニ-、松下も受けることができなかった等級だといえば驚きであるし、羨ましい限りだ。
東京大学がこうした評価を受けた背景には2年前に施行した国立大学法人化政策がある。日本の信用格付け機関は「2004年国立大学の法人化以後(東京大学の)学部、学科、付属の研究所などが自律的に活動するなど組織運営面で先進的だ」と評価した。東京大学は以前まで政府支援に安住してきたため、法人転換以後、非効率的な慣行を無くし、教育課程や授業料を自律的に決めながら経営の効率性を大きくアップさせた。