トランプ米大統領は２６日、米朝首脳会談の開催日について、「米朝首脳会談日６月１２日は変わっていない」と話したとロイター通信などが報道した。トランプ大統領はまた、米朝首脳会談に向けた議論が「とてもよく進行してきた」と話した。

トランプ大統領のこうした言及は６月１２日の米朝首脳会談再推進を公式化したものとみられる。

トランプ大統領はこの日ツイッターでも「ニューヨークタイムズは存在もしないホワイトハウス高位関係者という人の話を虚偽で引用し、『会談が再実現しても６月１２日に開くのは不可能だろう。時間もなく、準備もとても多いためだ』と報道したが、また間違いだ。いない人を作って取材せず本物の人の話を聞いて記事を書くべきだ」と批判した。

２７日に青瓦台（チョンワデ、大統領府）で開かれた記者会見でも文在寅（ムン・ジェイン）大統領は「北朝鮮と米国の間で首脳会談準備に向けた実務交渉が近く始まると承知している。その実務交渉は議題に関する交渉も含まれる。その議題に対する実務交渉がどれだけうまくいくかにより首脳会談の成功がかかっている」と話した。文大統領はまた「私は米朝両国が相手が何を望んでいるのか明確に認識する中で会談が推進されているとみている。そのため本会談はうまくいくだろうと期待している」と説明した。