米国「初犯のイラン、前科者の北朝鮮」 …北核解決は長い道のり(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.11.26 15:02
何よりも約束の破棄を繰り返して北朝鮮は信頼を失った。米国務省の関係者は「核問題に関しては、イランが初犯なら、北朝鮮は前科者」と例えた。北朝鮮は昨年、ウラン濃縮プログラムの中断、国際原子力機関(IAEA)視察団の復帰などを約束した2月29日の合意の直後、長距離ロケットを発射したほか、3度目の核実験をした。
当時任命されて間もない状況で北朝鮮側と合意した米国のデービース北朝鮮担当特別代表は、米議会とホワイトハウスから厳しい批判を受けた。そのためか、イラン核交渉の妥結を見守ったデービース代表は25日、東京を訪問した際、「北が誠意を見せず、行動せず、核廃棄義務を履行していることを見せなければ、より強い圧力があるだろう」と強調した。米国が6カ国協議など核交渉の再開に関連し、「先に行動で見せてこそ信頼できる」と条件を付けているのはそのためだ。