米国が北朝鮮に圧迫を加えることで瀕死状態に陥った6カ国協議に、日本が決定打を与えた。横田めぐみさんの夫が1978年に北朝鮮へら致された韓国人、金英男(キム・ヨンナム)氏」という日本政府の発表は、2つの効果を出した。
第一は、米国が進めている「対北圧迫」に「千軍万馬」の力を与えたことであり、第二は、読売新聞の社説が指摘した通り、ら致が朝・日問題から南北(韓国・北朝鮮)と日本の問題へ変わったことである。日本政府が、6カ国協議代表らが出席した「北東アジア協力対話」(NEACD)に合せて、横田さんの夫・娘のDNA鑑定結果を発表したのは意味深い。