韓経:現代重工業、ホテル現代を2000億ウォンで売却
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.07.27 11:20
現代重工業が子会社のホテル現代を私募ファンド(PEF)に2000億ウォン(約200億円)で売却した。現代重工業グループは3兆5000億ウォン規模の経営改善計画を1年操り上げ、年末までに達成する計画だ。
現代重工業は26日、取締役会を開き、ホテル現代の全株を国内PEFのハン&カンパニーに売却することを決めた。ハン&カンパニーは同社の主要資産の慶州(キョンジュ)・蔚山(ウルサン)・木浦(モクポ)現代ホテルを経営することになった。ホテル現代ではなく現代重工業の資産であるウラジオストク、江陵(カンヌン)のシーマークホテルも委託経営する。ハン&カンパニーは国内の観光・ホテルなどの需要が増加すると予想し、買収したという。現代重工業グループは今回の売却で、昨年6月にメーン銀行のKEBハナ銀行に提出した3兆5000億ウォン規模の経営改善計画を早期に達成する可能性が高いと説明した。2018年まで3年かけて達成するという計画を今年まで2年間で達成するということだ。
現代重工業グループは今年に入って現代三湖重工業の投資家誘致(4000億ウォン)、現代尾浦造船の現代ロボティックス株売却(3500億ウォン)などですでに1兆ウォンを確保している。昨年は現代車、KCC、ポスコなど投資株式と遊休不動産を売却し、現代総合商社、現代企業金融、現代技術投資、現代資源開発の系列分離を完了した。4月には事業別の競争力強化のために事業分割し、経営改善を加速している。