北朝鮮、ソウルメトロのハッキング説を強く否定…「幼稚な謀略劇」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.10.08 16:42
北朝鮮が８日、ソウルメトロのハッキング事件が「北朝鮮の仕業と推定される」とする主張に対して「幼稚な謀略劇」として反論に出た。対南宣伝用ウェブサイト「わが民族同士」は８日、「何か事件が起きれば何でも『北朝鮮の仕業』だと非難する対決謀略師のピエロ劇」と主張した。
ソウルメトロは昨年７月２３日、業務用ＰＣ３台から部署業務計画など１２件の資料が流出したことを確認して国家情報院国家サイバー安全センターに申告していた。調査の結果、悪性コードの感染と接続被害、運営サーバー権限喪失や業務資料の流出などの被害が確認された。国家情報院はハッキング手法から推測して北朝鮮偵察総局の仕業だと推定されるとしていた。
北朝鮮はこれに対して「南朝鮮情報部員はハッキング事件が起きさえすれば科学的捜査もなく同族をあげつらう」とし「危機を免れようとするために使う、あまりにも古すぎる『北風』を楽しんでいる」と非難した。