「米国の潜在力を考慮すると、ことし4回の金利引き上げの可能性も」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.06.02 11:07
米国サンフランシスコ連邦準備銀行のジョン・ウィリアムズ総裁は米国の基準金利引き上げについて「今年4回の引き上げの可能性もある」と話した。基本的には3回の引き上げを考えているが、米国経済に高い潜在力があることを考慮した場合、4回の可能性もあるという説明だ。ウィリアムズ総裁は1日、ソウル・ウェスティン朝鮮ホテルで開かれた韓国銀行の「BOK国際カンファレンス」に基調演説者として参加した後、記者懇談会を行った。
米国基準金利を決定する連邦公開市場委員会(FOMC)会議にはジャネット・イエレン連邦準備制度理事会((FRB)議長を含む委員7人と地域連邦準備銀行総裁12人が参加する。ニューヨークを除く11地域の連邦準備銀行総裁は毎年交替で4人ずつ投票権を行使する。ウィリアムズ総裁はイエレン議長の長きに亘る同僚で、FRB内で影響力のある人物として挙げられる。