「情報通信技術オリンピック」韓国初開催…アジアで日本に次いで2番目(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.03 16:31
閔元基(ミン・ウォンギ)2014ITU全権委員会議議長は「今回の会議は強大国が作った規則に一方的に適応しなければならなかった受動的な位置から抜け出し、韓国に有利なフレームを自ら用意する契機になるだろう」とし「一言で“速い追従者”(Fast Follower)から“市場先導者”(First Mover)に飛躍するということ」と述べた。
開催国の利点を生かしてITUの高位職にも進出しやすくなるとみられる。韓国は1952年に加盟した後、60年間にわたりITU選出職に進出していない。情報通信強国という世界的な地位に見合う待遇を受けていないのだ。今回のITU全権委員会議役員選出では、標準化総局長(ITU-T)にKAIST(韓国科学技術院)のイ・ジェソプ研究委員が出馬を宣言している。国際情報通信標準に対する最終決定権限を持つ席であり、イ研究委員が当選すれば、国内移動通信・IPTV産業などが世界で主導権を確保するのに寄与すると予想される。