モンゴル大統領に会った北朝鮮指導部、脱北北方ルート遮断要請か(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.10.31 09:40
北朝鮮は、今回のエルベグドルジ大統領の北朝鮮訪問の間に羅先(ナソン)経済特区開発など経済問題と関連して、モンゴルとの協力強化について深く議論したと分かった。モンゴルは中国・ロシアなど内陸を通らずに地下資源を輸出できる羅津(ナジン)港進出に関心を持ってきており、北朝鮮も経済開発のための外資誘致を強化して中国・ロシア・モンゴルをパートナーとして指折り数えてきた。
エルベグドルジ大統領は、北朝鮮訪問当日の28日に金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長に会って北朝鮮と工業および農業分野での協力と文化・体育・観光分野での協力に関する協定を締結した。30日には朴奉珠(パク・ボンジュ)首相とイ・リョンナム貿易相らに会って経済協力に関した緊密な議論をした。この日北朝鮮側は、モンゴルに派遣した1700人余りの北朝鮮の人材拡大、情報技術(IT)と農畜産分野での経済協力などを議論したことが分かった。