ストップする群山・仁川GM納品部品工場…全体の半分が赤字=韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.09.04 10:54
問題は、経営実績が悪化した状況で中小部品企業が海外新規取引先を確保する力量が不足している点だ。仁川(インチョン)南洞国家産業団地にあるチョンイルエンジニアリングのチョ・ファンス代表は「国内の物量が大きく減少し、フォード・マグナなど代わりの納品先を物色しているが、海外の新規取引先を見つけるのは本当に難しい」と言いながらたばこと取り出した。先月24日に中央日報が訪問した同工場の屋上には、かつて部品で満たされた空のボックス6000個が並べられていた。今年に入って納品物量が大きく減少したからだ。
しかしこうした方法では自動車生態系が回復しないという点は誰もが認めている。自動車部品研究院のキム・セヨプ研究委員は「未来の自動車の技術力に投資するのが正解かもしれないが、すぐに目に見える成果が出ないというのが問題」とし、キム・スウク教授も「すぐに代案を見つけるのは難しく、長期的に部品会社から少しずつ技術力を高めて方法を見つけるしかない」と話した。