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韓経:【コラム】サムスン電子、危機ではないのか

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.03.20 10:45
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サムスン電子とサムスンエバーランド(サムスン物産リゾート事業部)のうち未来生存能力が優れている企業はどちらだろうか。「30年後に2社のうち1社だけ生き残る」という仮定の下で全財産を賭けろと言われたらどちらにベッティングしなければならないだろうか。

現代ビジネスの複雑性を実感するほど、断絶的変化の非寛容的属性を体感するほど、サムスン電子を選択する人は多くないだろう。大金を稼ぐことはできないが韓国最大の遊園地と一流ゴルフ場を持つエバーランドの安定的生存能力により厚い点数を与えるだろう。春と秋が短くなる気候変動と、いつでも青少年の足を向けさせられるゲーム大作の登場が気になるが生きるか死ぬかの問題ではない。

 
エバーランドはサムスン電子のようにグローバル巨大IT企業の牽制と中国の人海戦術式追撃を受けてもいない。国内事業の立地は強固で独歩的だ。海外のレジャー企業が韓国に押し寄せる可能性も高くない。韓国特有の厳しい規制と許認可を突破するのが難しいということはもうかなりの海外企業がよく知っている。

◇市場のせいばかりにしているのか

もちろんサムスン電子はエバーランドとは完全に異なる次元の生存能力を確保している。長い間に蓄積した低費用高効率構造、セットと部品を合わせる事業ポートフォリオ、グローバル市場で規模の経済を実現できる力などは他の追従を許さない。

だがこうした能力が30年後の生存を保障することはできない。サムスン電子をめぐる経営環境は過去と比較できないほどに鋭敏で危険になった。第4次産業革命はすべてのものを霧の中に引っ張っていってしまった。将来どんな企業が競争者として登場するのか一寸先も見通すことはできない時代が広がっている。

サムスン電子を不安に見つめるほかはないまた別の理由は半導体を除いたモバイル、ディスプレー、テレビ、家電などのような主力事業が少しずつ疲労現象を見せている点だ。該当市場が成熟期に入り込んで成長が停滞している要因もあるだろう。だが先進国であれ新興国であれ消費者家電部門のシェアが少しずつ落ちている点は否めない事実だ。最近はこれといったヒット製品も目に付かない。

◇だれもレッドカーペットは予約できない

モバイルも同様だ。先ごろ出したギャラクシーS9に対する市場の反応は前作の70%水準にとどまっている。中国の低価格製品のためだけではない。財布を開きたくなるほど革新的ではないとの話が多い。二重、三重にたためるフレキシブルフォンをすでに開発していてもまだユーザーインターフェイス(UI)すら構築できていないことがサムスン電子の本当の実力ではないだろうか。

半導体も確実には見えない。先ごろ40分間の停電で数百億ウォン分のウェハーを屑鉄にしてしまうあきれた事故を起こした。サムスン特有の管理システムはいったいどこへ行ったのか。

巨大企業が崩壊する前には長い期間にわたって前兆が現れる。このところサムスン電子周辺から聞こえてくるさまざまな乱脈ぶりがその前兆でないことを願う。組織の官僚化にともなう一時的退行やオーナー不在にともなう後遺症でもある。アップル、グーグル、アマゾンもレッドカーペットを予約してはいない。重要なのは危機感を持っているかだ。自ら厳格なものさしを適用して働いているかだ。グループ監査チームまで解体された状況ではないのか。役員社員の自発的覚醒と内部革新が切迫しても重要な時点だ。サムスン電子は30年でなく50年、100年を行かなければならない。



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