【コラム】「政策の政治」から「習慣の政治」へ=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.08.09 13:20
セウォル号事件を機に、韓国の政治システムの変化のための大々的な圧迫が強まっている。しかし韓国社会の構造的な問題を政府機関の改編で解決しようとする態度は、非現実的に見える。少なからぬ者たちが政府のこのような動きに対して何か実際に変化が起きているかのように国民を安心させようとする意図ではないかと疑う。
全方向的に繰り広げられる政府の迅速な措置は、一時的な満足感を得られるようにしてくれるかもしれない。しかし明らかな事実は、長官の交代や政府組織の改編、またはセウォル号事態に直接関連した何人かを処罰するといっても、今後そのような事件が起きないという保障がないという点だ。