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「部屋がないからサウナで寝ろと…」 怒る中国人観光客(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.10.05 10:54
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秋夕(チュソク、中秋)連休中、観光業界には「中国人観光客特需」が生じた。秋夕期間が中国の連休と重なったからだ。中国では秋夕と10月1日の建国記念日連休が続き、先月29日から7日まで最大9日間の連休だ。多くの中国人観光客がこの期間に韓国を訪れた。

実際に秋夕連休が始まった先月29日から3日まで、済州道だけでも3万2939人の中国人観光客が訪れ、過去最多となった。昨年の秋夕連休(2万663人)に比べ59.4%(1万2276人)も増えた。

 
しかしを観光客を迎える施設は足りない。文化体育観光部によると、09年から外国人観光客は年平均10%以上増えているが、観光宿泊施設の増加率は3-4%にとどまっている。昨年韓国を訪れた外国人観光客のうち8割は首都圏を訪問し、約3万6000室の客室が必要だった。しかし供給は2万8000室で、8000室が不足した。

イ・ケヒ慶煕大観光学科教授は「団体観客の収容が可能な客室がソウル2万4000室、仁川(インチョン)・京畿1万3000室、江原(カンウォン)地域2万室、釜山(プサン)7800室にすぎず、連休期間に中国人観光客が集中すれば収容する方法はない」と話した。

零細旅行会社の劣悪な観光商品も問題だ。国内のある大手旅行会社の関係者は「問題になったH旅行会社の4泊5日で5000元の商品では、宿泊施設や食事の質が落ちる可能性が高い」と述べた。また「旅行会社が短期的な利益のために価格ダンピング競争で観光商品の質を落とすことになれば、中国人観光客に韓国に対する良くないイメージを与え、観光客を失うことになりかねない」と話した。


「部屋がないからサウナで寝ろと…」 怒る中国人観光客(1)

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