ストップする群山・仁川GM納品部品工場…全体の半分が赤字=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.09.04 10:54
8月27日午前、全羅北道群山市小龍洞の群山(クンサン)国家産業団地。月曜日にもかかわらず、オートジェン群山工場は工場の門を閉めたままセキュリティー装置だけが青く光っていた。韓国GM群山工場と向き合うこの工場は2、3カ月前から「開店休業」状態となっている。自動車用金型・車体部品を供給してきた韓国GM群山工場が5月末に閉鎖したからだ。
この日午後、4人の作業員を連れて群山工場に姿を現したオートジェンのシン・テゴン常務は機械を設置していた場所を見せながら「他の工場に一部の機械を移転した。台風で雨が降ったので(残りの機械が錆びつかないよう)整理しに来た」と説明した。付近にある韓国GM協力会社ジェイピーシーオートモーティブは5月に、サムスン工業は7月にそれぞれ群山工場を閉鎖した。
2017年を基準で大韓民国の輸出の11.2%(627億8700万ドル、約69兆9000億ウォン)、製造業雇用の10.9%(40万536人)を担う自動車産業の生態系が根本から揺れている。韓国自動車産業協同組合が会員89社の1-3月期の実績を集計した結果、自動車部品会社の営業利益(1249億ウォン)は前年同期(5430億ウォン)比77%も減少した。うち半分(42社、47.2%)が赤字だった。