<韓米首脳会談>「韓国、FTAで米国を利用」…ワシントンで不平も(2)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2014.04.28 16:49
--米国の民主主義が変わったということか。
「過去にワシントンの議事堂で政治家が杖を振り回しながら争ったこともあるが、米国政治には交渉と妥協の伝統があった。米議会が上・下院で構成されているのは、法を作る時は極めて慎重でなければならないという先祖の知恵が込められている。ジョージ・ワシントンは上院を、熱湯でやけどをしないよう考案された茶碗の受け皿に例えた。下院で熱くなった案件や決定を上院でもう一度審議すれば、即興的に進むのを防ぐことができるという考えだった。この過程でもちろん、与野党はお互い額を突き合わせ、もう一度熟考する。しかし最近の米国の政治家は、反対の党の議員を同僚ではなく敵と見なして行動しているようだ。全く妥協しようとしない。60年代のリンドン・ジョンソン大統領当時には人権法が超党派的な支持のもとで作られた」