<韓米首脳会談>「韓国、FTAで米国を利用」…ワシントンで不平も(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2014.04.28 16:49
オバマ米大統領の訪韓日程が26日に終わった。韓米同盟をアジア・太平洋地域の平和と安定の核心軸(linchpin)として再確認したという点で、両国首脳会談の意味は大きい。北朝鮮問題に関しても韓米首脳は、北が追加で挑発すればより多くの制裁が加えられるという立場を再確認するなど、スキのない連携を確認した。しかし昨今の韓米関係に対し、米国全体が、特に民主党のオバマ政権を攻撃する保守派までが満足しているといえるのだろうか。これは韓米関係で質すべき別の次元の問題だ。
オバマ大統領の訪韓直前、米保守派を代表する人物の元ヘリテージ財団理事長、エドウィン・フュルナー博士が峨山政策研究院の招請でソウルを訪問した。中央SUNDAYは24日、フュルナー博士に会い、韓米関係と米国の政治について意見を聞いた。フュルナー博士は朴槿恵(パク・クネ)大統領について概して好意的な反応を見せながらも、いくつか遺憾を表した。また、オバマ大統領に対しては「信頼喪失とともに民主主義の原則である妥協を知らない」と批判した。