韓国郵政事業本部が偉業を成し遂げた科学技術者をモチーフにした記念切手「韓国の科学」シリーズ第４弾７５万６０００枚を２１日に発行すると１９日、明らかにした。

韓国郵政事業本部は２０１５年から韓国科学技術に多大な業績を残した科学技術者を賛えるために、科学技術者「名誉の殿堂」〔果川（カチョン）科学館所在〕で紹介されている科学技術者をモチーフにシリーズ切手を発行している。今回の切手には、地理学者の金正浩（キム・ジョンホ）、科学技術者の李チョン（イ・チョン）、科学技術政策家の崔亨燮（マン・ヒョンソプ）の３人が選ばれた。

金正浩（１８０４～１８６６）は伝統地図学を集大成して地理学の発展に大きく貢献した朝鮮時代の地理学者だ。李チョン（１３７６～１４５１）は蒋英実（チャン・ヨンシル）と共にさまざまな天文器具の製作に参加して才能を発揮した武官出身の科学技術者だ。崔亨燮（１９２０～２００４）は、歴代最長寿となる７年半にわたって科学技術処長官に在任し、韓国科学技術行政の基礎を築いたとの評価を受けている人物だ。

郵政事業本部のカン・ソンジュ部長は「今回の韓国の科学切手発行で、我が国を輝かせた科学技術者の業績と情熱を賛え、我が国の優れた科学技術を知らせることができる契機になることを期待する」と述べた。