【中央時評】韓米の対北朝鮮政策、これでいいのか?(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.09.30 11:38
韓半島(朝鮮半島)の平和の座標が漂流している。南北関係は、和解と協力の代わりに葛藤と対決でつづられて相当長い。相次ぐ北朝鮮の核実験と核能力の強化で状況はさらに悪化した。状況打開のために創意的な代案を出し、誠意を持って東奔西走する国も目につかない。どこから変化の糸口を見つけなければならないのか。従来の政策に対する真剣な点検から出発することを勧める。従来の政策の軌道修正なしに新しい変化は不可能だからだ。
現在の北核問題に関連した韓米の政策基調は、北朝鮮の核挑発に対応した国連の制裁だ。韓国政府の南北関係の基調も5・24措置に象徴される対北朝鮮制裁だ。朴槿恵(パク・クネ)政権は韓半島信頼プロセスを唱えたが、具体的な方法や実践が見えないために、このように判断するほかはない。