教科部「韓国が担当のフェアリング、ロシアも共同責任」
韓国航空宇宙研究院は26日、全羅南道高興郡(チョンラナムド・コフングン)の羅老(ナロ)宇宙センター発射統制室で、羅老のフェアリング(衛星を保護する覆い)が分離していない写真をメディアに公開した。韓国・ロシア共同調査委員会の調査が進行中の懸案であることを考慮し、写真を撮影したり外部に公開しないという取材記者の誓約書まで受けた。2段目のロケットに設置された上・下向きカメラが発射過程で撮影した9分間の動画の一部を停止画面で集めたものだ。
実際、発射から216秒が過ぎた時点で科学技術衛星2号を覆うフェアリングが分離したが、片方が上段についたまま飛行した姿が写っていた。離陸後233秒が過ぎ、1段目と2段目のロケットが分離した場面では、背景に地球の美しい姿が写っていた。片方のフェアリングが発射540秒後に衛星と2段目ロケットから分離する場面もはっきりととらえていた。