北警備兵が近接射撃…「銃弾貫通で亡命兵士の負傷は軽減」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.11.23 08:59
13日午後に発生した板門店(パンムンジョム)共同警備区域(JSA)亡命事件当時、北朝鮮の警備兵4人が軍事境界線(MDL)の反対側の南側に銃撃を加え、うち1人はMDLを一時越えて戻った事実が、国連司令部が公開した閉回路テレビ(CCTV)映像で確認された。当時、北朝鮮兵士オ氏(24)の亡命を防ぐために北朝鮮の警備兵4人が拳銃と自動小銃で約40発を照準射撃した。
国連軍司令部は22日、映像を公開し、「北朝鮮軍が2件の停戦協定を違反した」と明らかにした。続いて「板門店連絡チャンネルを通じて停戦協定違反について北朝鮮に抗議した」とし「このような事件の再発防止のために会議を開くことを要請する」と伝えた。
国連軍司令官を兼ねたヴィンセント・ブルックス韓米連合司令官は調査結果の報告を受けた後、「今回の事件は停戦協定に対する挑戦」とし、「停戦協定は依然として有効だ」と述べたという。