李在鎔副会長の量刑への批判に裁判所が釈明
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.08.27 11:01
李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長に対する裁判所の1審判決が25日に出された中、法曹界や政界などからは量刑をめぐる批判が続いている。これに対し裁判所が李副会長の懲役5年の刑に対し釈明に乗り出した。
李副会長はわいろ供与、横領、財産国外逃避、偽証、犯罪収益隠匿などの容疑を受けた。裁判所は李副会長に対する容疑をすべて認め懲役5年の実刑を宣告した。これに先立ち検察は李副会長に懲役12年を求刑した。
民主社会のための弁護士会などは25日、「李在鎔判決、評価は峻厳だが量刑は微弱だ。裁判所の財閥裁判、まだ進むべき道は遠い」という題名の論評を出し、「裁判所がサムスンの脱法的形態を違法なものと判断しその行為者らを刑事処罰したことに対しては歓迎する」としながらも、「しかしその行為者らの境遇を考慮し彼らに対して弱い刑を宣告したことに対してはとても遺憾だ」と明らかにした。