韓経:予算・人材不足で許認可専門家を育成できない韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.05.02 13:54
緑十字は昨年末、韓国の製薬会社では初めて破傷風・ジフテリア(TD)ワクチンの国産化に成功した。バイオ医薬品開発を支援する食品医薬品安全処(食薬処)の事業が大きな力になった。臨床試験計画を組むほか、開発過程で問題が発生すれば食薬処の公務員が駆けつけて助言をした。緑十字は通常15年以上かかるワクチン開発期間を10年に短縮した。食薬処が医薬品許可基準などを詳細に確認し、試行錯誤を減らしたためだった。
しかし緑十字のような事例は多くない。食薬処に支援を要請するバイオ製薬会社は多いが、食薬処の人手が不足している。