「海外同胞の殺害対策探す」韓国警察庁長官、直接フィリピン訪問へ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.10.08 15:38
姜信明(カン・シンミョン)警察庁長官が来月初めにフィリピンを訪問する。相次ぐ海外同胞殺害事件の対策を議論するためだ。現職警察庁長官が海外で捜査中の事案をめぐり現地訪問するのは異例だ。
7日警察庁によれば姜庁長は11月5~7日の2泊3日の日程でフィリピンを訪問して現地警察庁長官と移民庁長に会い、韓国人殺害事件についての対策と共に徹底した捜査を要請する予定だ。警察関係者は「了解覚書(MOU)締結などのために外国の警察首脳部を訪問したことはあるが、特定事件に関して現地を訪問するのはほとんど前例がない」と話した。彼は「警察庁長官が直接『韓国でこの問題を深刻に憂慮している』というメッセージを伝えて、積極的な捜査を要請すれば現地でも受け入れる重みが違うだろう」とつけ加えた。