米政府は、看護婦不足を解消するため、今後の5年間、韓国人看護婦1万人を受け入れる方針を決めた。これは1960~70年代、韓国人看護婦がドイツに進出した当時(約1万人)とほぼ同じ規模。
韓国産業人材公団(以下・産業公団)と米HRSグローバル、ニューヨークのセイントジョンスリバーサイド病院は19日、韓国人看護婦1万人の就業契約を結ぶ。韓国人看護婦は同州内36の病院に配属される。実習生として1時間=25ドル(約3000円)を受領する。HRSグローバル側は「就業する看護婦は自動的にニューヨーク州看護婦労組に加入、労働条件・処遇が保障される」とし「就業から1年内に英語資格試験に合格すればグリーンカードも獲得できる」と伝えた。