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<貧困死、変死現場を行く>(下)不十分なシステム=韓国(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.03.25 16:55
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2014年8月、京釜(キョンブ)高速道路下り線の天安(チョナン)IC付近でイ氏(45)のワゴン車が非常駐車帯に駐車していた8トントラックに突っ込んだ。シートベルトを締めていたドライバーのイさんは肋骨のケガで済んだが、シートベルトを締めずに助手席に乗っていた妻(25)はその場で死亡した。妻はカンボジア出身で事故当時、妊娠7カ月だった。

夫のイ氏は居眠り運転と不注意のせいで事故を起こしたと主張した。しかし警察は助手席だけが大きく破損していた点と、妻に26件の生命保険がかけられていた事実を確認して故意の事故を疑った。イ氏は妻の死亡により保険金数十億ウォンを受け取ることができる状況だった。

 
また事故車両のガラス窓とエアバッグについた血痕からは睡眠薬の成分が検出された。妻が妊婦だったため夫が妻を殺害しようと睡眠薬を飲ませた可能性が提起された。しかし正確な死因はついに明らかにならなかった。遺体がすでに化粧をされた状態のため剖検できなかったからだ。イ氏は殺人容疑で裁判にかけられたが結局、昨年6月に1審で無罪を宣告された。裁判所は「犯行を犯した可能性は相当あるが、犯罪の証明がない」と判断した。

ソウル大学医大法医学教室のユ・ソンホ教授は「剖検が行われるだけでも正確な死因と他殺の有無を確認できた可能性が高い」として「交通事故の死亡も事故・他殺・自殺など原因が多様なこともあるが、剖検をせずに単純事故として埋もれてしまうケースがある」と話した。

実際に剖検を通じて予想外の死因があらわれるケースも少なくない。1月に京畿道始興市(キョンギド・シフンシ)の住宅のトイレでキムさん(33、女性)が亡くなったまま発見された事件もやはり現場では正確な死因を見つけるのが難しかった。しかし剖検によってキムさんが電子タバコの喫煙による急性ニコチン中毒で死亡したという事実が確認された。剖検は「死の真実」を明らかにする重要な作業であることが立証された事例だ。専門家たちは剖検を通じて臓器組織を確認し、組織検査まですれば正確な死因を明らかにできると指摘する。

しかし変死者に対する剖検実施率はそれほど高くない。警察によれば国内の変死者数は2013年3万673人、2014年は2万7605人だ。しかし剖検の実施件数は2013年が5692件、2014年は5383件だ。全体変死事件の約15%に該当する。他殺など犯罪関連性の有無だけを問い詰めて剖検を決める「司法剖検」に焦点を合わせているためだ。


<貧困死、変死現場を行く>(下)不十分なシステム=韓国(2)

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    <貧困死、変死現場を行く>(下)不十分なシステム=韓国(1)

    2016.03.25 16:55
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    ソウル陽川区(ヤンチョング)のある多世帯住宅で先月15日、変死現場の鑑識が行われた。
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