韓経:工作機械産業、日米は好況…韓国は低迷
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.08.03 11:10
韓国は、6月の工作機械の受注が増加したが、生産、輸出、輸入がいずれも減少したことが分かった。受注増加も一企業が大量発注した一回だけの物量のためだった。投資と景気の先行指標となる工作機械産業の低迷が続いているという分析だ。一方、製造業が好況となっている日本、米国、台湾などでは工作機械の受注と輸出が大きく増加して韓国と対照的だった。
韓国工作機械産業協会がまとめた「上半期工作機械市場動向」によれば、今年1~6月工作機械の受注額は1兆5347億ウォン(約1518憶7982万円)だ。海外受注が8028億ウォンで前年同期より35.2%増えたが、内需受注は7319億ウォンで10.3%減少した。海外で注文する工作機械が増え、国内で注文する工作機械の注文額が減ったという意味だ。
6月に限れば、工作機械の生産と輸出がいずれも減少した。6月工作機械の生産は2272億ウォンで前年同月より1.7%減った。輸出も7.8%減少した2億2000万ドル(約245憶8000万円)にとどまった。工作機械の輸入は37.0%急減した。内需需要の萎縮と自動車産業の低迷などの余波だと協会は分析した。