サムスン重工業、世界最大海洋プラント5年で完成

サムスン重工業、世界最大海洋プラント5年で完成

2017年06月30日11時15分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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29日、巨済から出港したプレリュード(写真=サムスン重工業)
  世界最大規模の海洋プラント「プレリュード」が29日に完成し、巨済(コジェ)造船所を発った。サムスン重工業が建造を始めてから5年だ。

  プレリュードは大型の浮体式天然液化ガス生産設備(FLNG)で長さは488メートル、幅74メートルに及ぶ。サッカー競技場4個分の大きさだ。保存タンクの容量は45万5000立方メートルだ。これはオリンピック規格プール175個に該当する規模で、韓国で消費されるLNGを3日分保存できるほどだ。保存タンクを満たせば航空母艦6隻分の重さと同じ60万トンになる。

  サムスン重工業はフランス・テクニップ社とコンソーシアムを構成し、2011年6月にシェールからプレリュードを受注した。その後、設計を経て2012年10月に鋼材切断を始め建造を開始した。当初50億ドル(約5兆7000億ウォン)がかかると予想したが、設計変更と設備追加で合計120億ドル(約13兆7000億ウォン)が投入されたことが分かった。

  FLNGは海上で天然ガスをボーリングした後、その場で液化・保存・海上運送までできる画期的設備だ。よく「海上の精油工場」と呼ばれる。ガス運送用のパイプラインを追加設置する必要がなく、環境に及ぼす影響を最小化することができる。FLNGの登場で陸地から遠く離れているガス田開発も安くすることが可能になった。

  この日、巨済造船所を発ったプレリュードは約1カ月間、複数のタグボートに引かれてオーストラリア北西部のブルームから約475キロメートル離れたプレリュード・ガス田近くの海上の海底システムと連結される。今後25年間、そこに留まり海上の精油工場の役割をすることになる。プレリュードは年間LNG360万トン、天然ガスのコンデンセート130万トン、LPG40万トンを生産する予定だ。
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